今回は最後のアーティファクト、『装備品』編。
安くても強いカードは何枚もあるので書きごたえがありますなあ。



Bonehoard / 骨溜め (4)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
生体武器(この装備品(Equipment)が戦場に出たとき、黒の0/0の細菌(Germ)クリーチャー・トークンを1体戦場に出し、その後これをそれにつける。)
装備しているクリーチャーは+X/+Xの修整を受ける。Xはすべての墓地にあるクリーチャー・カードの数である。
装備(2)


装備品になったルアゴイフ。どの色でも入れることができるのが嬉しい1枚。
長期戦になればなるほど効果を発揮する。
これを採用するなら《トーモッドの墓所》や《虚無の呪文爆弾》でなく、
《地の封印》、《墓堀りの檻》などの墓地干渉を封じる手段で墓地メタしたい。
50~100円。


Argentum Armor / アージェンタムの鎧 (6)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+6/+6の修整を受ける。
装備しているクリーチャーが攻撃するたび、パーマネント1つを対象とし、それを破壊する。
装備(6)


疑似的な滅殺1とでも言える能力と+6/+6修正を付与する装備品。
重いがその分の価値は有り、凄まじい破壊力を発揮する。
滅殺と違い破壊するカードを選べるのがステキ。
50~150円。


Sword of Vengeance / 執念の剣 (3)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+2/+0の修整を受けるとともに先制攻撃と警戒とトランプルと速攻を持つ。
装備(3)((3):あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それにつける。装備はソーサリーとしてのみ行う。)


安い、強いの優良カード。
瞬時に能力を4つも付与した上に+2/+0の修正とかいう意味わかんない装備品。
これで100~200円ってのがありえない。
速攻付与が地味に嬉しく、システムクリーチャーへの装備も考えられる。


Loxodon Warhammer / ロクソドンの戦槌 (3)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+3/+0の修整を受けるとともに、トランプルと絆魂を持つ。(それが、自身をブロックしているすべてのクリーチャーを破壊するのに十分な戦闘ダメージを割り振る場合、あなたはその残りのダメージを防御プレイヤーかプレインズウォーカーに割り振ってもよい。このクリーチャーがダメージを与える場合、さらにあなたは同じ点数のライフを得る。)
装備(3)((3):あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それにつける。装備はソーサリーとしてのみ行う。)


パワーを+3してトランプルと絆魂を付与する、突破力とテンポ差をつけていくカード。
構築では『対処できなければほとんど負け』とまで言わしめた。
通称『糞ハンマー』。
絆魂が偉い。装備先がマナクリでも3~4点回復できるというのは脅威。
150~250円。


Swiftfoot Boots / 速足のブーツ (2)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは呪禁と速攻を持つ。(それはあなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象にならず、あなたのコントロール下になってすぐに攻撃したり(T)したりできる。)
装備(1)((1):あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それにつける。装備はソーサリーとしてのみ行う。)


コスト・装備コスト共に軽い上、速攻と呪禁を付与するイケメン。
システムジェネラルのデッキには殆ど必ず採用される。
貧乏EDHならほとんど必須。
すね当てとは呪禁と言うところで差別化されている。
オーラや後続の装備品を阻害しないのが強み。
100~200円。


Lightning Greaves / 稲妻のすね当て (2)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは速攻と被覆を持つ。(それは呪文や能力の対象にならない。)
装備(0)((0):あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それにつける。装備はソーサリーとしてのみ行う。このカードはつけられていない状態で戦場に出て、クリーチャーが戦場を離れても戦場に残る。)


非常に軽い上に速攻、被覆。
展開に対応して装備していけば自軍のクリーチャーが召喚酔いしないような感覚すら受ける。
システムジェネラルを守るためにも使われる。
ブーツと同じくデッキによっては必須枠。
他の貧乏パーツと比べると少し高価で、300~450円。


Grafted Exoskeleton / 生体融合外骨格 (4)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+2/+2の修整を受けるとともに感染を持つ。(それは、クリーチャーに-1/-1カウンターの形でダメージを与え、プレイヤーに毒(poison)カウンターの形でダメージを与える。)
生体融合外骨格がいずれかのパーマネントからはずれるたび、そのパーマネントを生け贄に捧げる。
装備(2)


重い装備品だが、一撃で1人殺せるようになるカード。
+2/+2修正と感染を付与する。
ようするに、大型の殴りジェネラルのデッキでこいつが出てきたら即死注意報だ。
《ジャンドの暴君、カーサス》等の速攻能力を持つジェネラルには本当に注意したい。
40点or21点削らなければいけないところを10点に変えてくれる能力が弱いわけも無く。
10~50円。


Strider Harness / 闊歩するものの装具 (3)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+1/+1の修整を受けるとともに速攻を持つ。
装備(1)


ブーツ、すね当ての互換。
3マナと重くなり+1/+1が付くようになった。
が、基本的には上記2種の下位として扱われる。
速攻付与が大事なデッキなら普通に強い。
ビートダウンでも使用される。
10~50円。


Skullclamp / 頭蓋骨絞め (1)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+1/-1の修整を受ける。
装備しているクリーチャーが死亡するたび、カードを2枚引く。
装備(1)((1):あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それにつける。装備はソーサリーとしてのみ行う。このカードはつけられていない状態で戦場に出て、クリーチャーが戦場を離れても戦場に残る。)


ぶっ壊れカード。
禁止なフォーマットが多いので安く買える。
腐ったマナクリやCIP持ちの雑魚クリーチャーを1マナ2ドローに変換。
まさにアドバンテージの鬼。
500円くらい。


Whispersilk Cloak / 囁き絹の外套 (3)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーはブロックされず、被覆を持つ。
装備(2)


採用されそうで中々採用されないカード。
割と根強い人気がある。
貧乏EDHなら全然採用レベル。強い。
アンブロッカブルと被覆で完全に触られなくなる。
50~100円。


Nim Deathmantle / 屍賊の死のマント (2)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+2/+2の修整を受けるとともに威嚇を持ち、黒のゾンビ(Zombie)である。
トークンでないクリーチャーが戦場からあなたの墓地に置かれるたび、あなたは(4)を支払ってもよい。そうした場合、そのカードを戦場に戻し、屍賊の死のマントをそれにつける。
装備(4)


クリーチャーを守る装備品。
一度墓地にいったクリーチャーを戦場に戻して自身を装備できる。
生贄に捧げる能力系と相性が良く、システムクリーチャーを除去から守る使い方もできる。
100円程度。

Deathrender / 死裂の剣 (4)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+2/+2の修整を受ける。
装備しているクリーチャーが死亡するたび、あなたはあなたの手札にあるクリーチャー・カードを1枚戦場に出し、死裂の剣をそれにつけてもよい。
装備(2)


無限コンボの種でありながら普通に強スペック。
後続を展開していくだけでもかなりウザったい。
350~500円。

Darksteel Plate / ダークスティールの板金鎧 (3)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
ダークスティールの板金鎧は破壊されない。
装備しているクリーチャーは破壊されない。
装備(2)


説明不要の強さ。
破壊されないってのが弱いわけも無く。
100~300円。


オマケ。
Sunforger / 太陽打ちの槌 (3)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+4/+0の修整を受ける。
(赤)(白),太陽打ちの槌をはずす:あなたのライブラリーから、点数で見たマナ・コストが4以下の赤か白のインスタント・カードを1枚探し、そのカードをそのマナ・コストを支払うことなく唱える。その後、あなたのライブラリーを切り直す。
装備(3)


白赤でしか使えないけど、非常に面白いカード。
デッキからコスト4以下のインスタントをサーチして打てて、
しかも+4/+0と考えれば中々に楽しい。
50~150円。

Behemoth Sledge / ビヒモスの大鎚 (1)(緑)(白)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+2/+2の修整を受けるとともに絆魂とトランプルを持つ。
装備(3)


白緑でしか使えないけど《ロクソドンの戦槌》のリメイク。
色拘束がついた代わりにタフネスも上がるようになった。
個人的には糞ハンマーよりこっちのが強いと思う。
50~150円。





さて、どうだったでしょうか。『装備品』編でした。
お気に召す装備品があれば幸いです。
バルンズの剣や暗黒のマントルなどの無限コンボを目指すカードは、
今回入れませんでした。キリがないんだもの。
純粋に打点アップや付加効果が強いものを中心に羅列。
他にもおすすめありましたら是非教えてくださいね~。

※3/7
コメントで頂いた《死裂の剣》、《ダークスティールの板金鎧》を追加。

コメント

Zack
2013年3月3日12:13

《死裂の剣》とかどうでしょう?
装備②:+2/+2修整、装備クリーチャーが死亡したとき、手札からクリーチャーを出して、装備して良い。

緑だとウェザーシードツリーフォーク+より良い品物でデッキ引ききれるし、青黒でも薨の徘徊者+アシュノッドorファイレクシアの供犠台で無限マナなはず。
普通にでかぶつ叩きつけても強いし良いかなーと。
間違ってたらごめんなさい。

nophoto
通りすがり
2013年3月3日14:57

ダークスティールの鎧とか割と鬼畜

コンドー
2013年3月7日18:29

>>Zackさん
なるほど、コンボカードになるのにこのスペック……。
単純に後続出して装備していくだけでも十二分に強いですもんね。
リストに加えておきます。

>>通りすがりさん
確かにww
完全に意識の外でした!
加えておきます!

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索